赤ちゃんが生まれたパパ全員に知ってほしいあれこれ
「これからパパになる方全員に知ってほしいあれこれ」や「立ち会い出産を控えるパパ全員に知ってほしいあれこれ」のシリーズです。
待ちに待った赤ちゃんが生まれたパパ、それからもうすぐ生まれてパパになるあなたに知ってほしいあれこれを書きます。
何度も言いますが、
産後クライシスって知ってますか?
「産後クライシス」とは出産後2〜3年ほどの間に、夫婦仲が悪化する現象のことです。「離婚」が3組に1組となった今、その中でも離婚率が最も高くなるのは産後2年間なんです。
「我が家は無縁」「仲良し夫婦」と思っているそこのあなた。あなたの家庭にだって、産後の離婚の可能性があることを覚えていてください。
赤ちゃんが生まれたパパ全員に知ってほしいあれこれ
赤ちゃんとの生活って
正直言います。赤ちゃんとの生活って最初は異世界の人との生活みたいなもんです。言葉も通じないし、何をしてほしいかもわからない。そんな毎日がやって来るのです。
例えるならば
あなたの会社で急に上司が外国人になりました。
日本語は当然話せません。
急に感情的に怒ります。
時差ぼけのせいで、昼間に寝てしまって会議が出来ず、
夜中に電話をかけて来るので、対応しなければなりません。
「そんな上司と上手く仕事して下さい!」と言われたらやりがいのある仕事でも、毎日大変ですよね。
そんな感じなんです。
ママも初心者!
’’ママなんだから赤ちゃんのお世話が出来て当然’’なんて思わないで下さい。
第一子なら特にそうです。パパがパパ1年生であるように、ママだってママ1年生。「なんで泣いているか?」「何をしてほしいか?」手探り状態なんです。
「オムツじゃない?」「ミルクじゃない?」はNGワード
だんだん育児になれてくると、なんで泣いているかパパよりママの方がわかるようになります。そんな時に「オムツじゃない?」「ミルクじゃない?」と言われると「そんな事わかっとるわい!」「さっきオムツ替えたとこじゃい!」と反感を買うだけですよ。「オムツかな?ミルクかな?どっちやと思う?」と柔らかい言葉を選ぶだけでも違います。
寝不足は人格を崩壊させる
「何言ってんねん」とお思いのパパ!これほんまなんです。生まれたてってほんとに数時間起きにオムツやミルクの時間が昼夜問わずやってきます。ママだって人間。睡眠時間が必要なんです。しかも布団に寝かすと泣いちゃう赤ちゃんも多いので、ママは抱っこしたまま仮眠なんてこともしばしば。慢性的な睡眠不足が続くのって本当に辛いんです。ぼーっとしてくるし、でも慣れない育児に緊張しっぱなし。するとだんだん今までだったら笑い飛ばせていたような些細なことが悲しくなったり、イライラしたりします。
「最近おばさんになった」もNGワード
自分のケアなんかする時間がないんです。しかも母乳育児の場合は、自分の栄養を吸い取られているようなもんなんです。なので、疲れてみえて当然。それだけ赤ちゃんのことに必死に取り組んでいる証拠です。「○○さん家の奥さんは、子供いるのに綺麗やで」なんて死んでも言ったらだめですよ。
パパにしてほしいこと
積極的にオムツ替えする
残念ながら、どんなに頑張ってもパパからおっぱいは出ません。
でもオムツ替えなら出来ますよね。「手伝おうか?」という受け身ではなく、「オムツ替えるから、ちょっとでも寝とき!」とか「泣いてるからオムツ替えてみるわ!」とか積極的に自分が出来る育児をして下さい。
買い物へ行く
赤ちゃんとの買い物ってすっごく大変なんです。外は暑かったり、寒かったり。赤ちゃんと一緒だと短時間でも買い物がすごく重労働なんです。トイレットペーパーなど買うとなると「よし!今日は頑張る!」と一大決心をしての買い物になります。
なので「今日帰りスーパーでなんかいるもんある?」と聞いてあげて下さい。
たまにはママに自由時間を
「仕事してないんやから、毎日休みみたいなもんやろ」と考えてしまいがちですが、トイレ行くのも一苦労。自分のお昼ご飯食べるのも一苦労なんです。途中で赤ちゃんが泣いてしまうと中断。結局自分のことは後回し...そんなの日常茶飯事です。
なのでたまには1時間だっていいんです。「赤ちゃんと家で待ってるから、気分転換しておいで」と言ってあげて下さい。たとえ心配で行けなかったとしても、その言葉で心は軽くなります。
感謝の気持ちを伝えてあげて
会社だと頑張った分数字や評価がつきますよね。育児はつかないんです。「頑張って当然」「お世話して当然」そういった風潮にあります。なので、ママのがんばりを認めてあげて下さい。そして「今日もありがとう」と伝えてあげて下さい。
まとめ
パパは会社で働いて疲れていることは重々承知です。でもその時間、ママはのんびり家でぐうたらしている訳ではないんです。なんなら夜中だってお世話したり、家事をしたり...ママなんだからやって当たり前と思わず、優しい言葉や手助けをしてあげて下さいね。
参考になれば嬉しいです。