英語の勉強方法・英語が出来る人のあれこれ
前回子供の英語教育について書いた「英語のあれこれ」が好評だったので、今回は続編です。ただし、「こんな考え方もあるんや〜」程度に見て下さいね。
前回も言いましたが、実は、こんなずぼらな母ですが、仕事の書類の7割が英語。クライアントもほどんど外国。ただし、海外留学経験ゼロ!しかも英語を得意科目と思っていたのは中学まで!そんな私ですが、毎日ビジネスレベルの英語を使って仕事をしています。私が考える英語が出来る人とは??英語が出来るコツは??について今回は書きたいと思います。
前回のおさらい
英語はツール。英語が目的になるのではなく、何かをするためのツール(手段)として英語を使うことが大前提です。そんなツールをどう使いこなすか??が大切。
そしてそのツールを使って、どうやって自分がしたいことを相手に伝えるかという構成力が大切。そんな話を書かせてもらったと思います。
英語が出来る人って??
前回も言いましたが、結局英語が出来る人って突き詰めてしまうと、構成力が優れている人です。日本語であれ、英語であれ、何語を。ではその英語の構成力とはなんぞや??という疑問がわいて来ると思います。そこで大切なのが、英語のコツ。次は英語のコツを紹介したいと思います。
英語のコツ
英語的な考え方を身につける
日本にはない考え方ですが、英語だと主語が人間じゃないことって割と多いんです。
例えば「返事はすぐ送るね!」も
日本語的な考え方:I will send my reply soon. 「私はすぐに返事を送ります」
英語的な考え方 :My reply will be sent soon. 「返事はすぐに送られます」
日本語的な考え方で英語を考えた場合、主語は自分を含めた人間になりますが、英語的な考え方では自分は出てきません。主語が物なんです。
「お!この人英語得意なんちゃうかな?」って言う人の特徴は、メインとなるものが主語になる英語を使っている人やと私は勝手に思っています。
わからない英単語でも意味で想像する
意味がわからない英単語って出てきますよね。そこで毎回毎回辞書を引いて調べるのも大切ですが、時間がめっちゃかかりますよね。
そこでだいたいの意味を想像して英語の文章を読み進める方法を取ることで、英語の文章を読むことへの抵抗がなくなっていきます。「わからない英単語を想像する」と言ってもむやみやたらと想像するのではありません。
わからない英単語を想像する方法とは
単語の成り立ちから想像する
英単語に含まれている接頭語や語幹、接尾語に意味があるものが多いってご存知ですか??
接頭語の例は
preが付くと「前に」と言う意味の単語になります
precept:「前に」+「取る」で前もって取る→教える
subが付くと「下に」と言う意味の単語になります
subway:「下に」+「道」で地下鉄
語幹の例は
dictを含むと「話す」と言う意味になります
claimを含むと「主張」と言う意味になります
接尾語の例は
ableが付くと「出来る」と言う意味になります
available:「利用」+「出来る」で利用可能
こんな感じで単語の成り立ちからわからない英単語を推測する力を身につけると「predict」と言う英単語がわからなくても「pre=前に」「dict=話す」で「予言する!!」と推測する力がついていきます。
前後の文脈から英単語の意味を推測する
単語の成り立ちである程度英単語の意味を想像できるようにもなりますが、前後の文脈からも英単語の意味を推測するのも英語ができるようになるコツだと思います。
そもそも英語で何がしたいか??
最初にも言いましたが「英語はツール」です。そのツールを使って何をしたいかをはっきりさせてから英語を身につけた方が目的がはっきりしていいと思います。
例えば
・英語のテストで高得点が取りたい
・英語で本を読みたい
・ビジネスで英語を使いたい
・日常会話をマスターしたい
など目的に応じて勉強方法は変わってきます。
英語のテストで高得点が取りたかったり、英語で本を読みたいなどが目的の場合は、とにかく英語の文章に慣れることが大切です。また、ビジネスで英語を使いたかったり、日常会話をマスターしたい人には、英語の文章に慣れるよりも、耳を英語に慣らすこと、聞き取れるようになることを優先する方が大切です。
つまり、自分が何をしたいのかをはっきりさせ、そうするにはどうしたらいいのか??何をすれば近道になるのか??を考えてから英語の勉強を始めることが大切です。
まとめ
英語の勉強と一言で言っても、「書く」「読む」「聞く」「話す」と4つの勉強方法があります。「自分が英語を使って何をしたいのか??」目的意識を持つことで、効率よく、英語を身につけることができますよ。参考になれば、嬉しいです。
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